いつまでも 忘れたくない 厨二心
ツリィです!
突然ですがみなさんは、
“黒歴史”
といったものをお持ちでしょうか?
だれもが昔は少年少女だったのです。
消したい過去の一つや二つ、焼きたいノートの二冊や三冊あるでしょう
わたしはあります
中学三年生のときです
当時絶賛
【めだかボックス】
という少年ジャンプの漫画にはまっていたわたしは(今も好きですが)あろうことか、卒業文集に
Q.好きな花は?
『荒廃した腐花(ラフラフレシア)』
と書きました
お前の脳が一番ラフラフレシアだっつんだよ
好きな花を聞かれてんだよ。好きな能力は聞いてねえんだよ!
さらに懲りずに
Q.好きな言葉は?
『僕は悪くない』
いやお前が悪いよ。千歩譲ってもお前が悪いよ。
括弧つけて格好つくのは球磨川さんだけなんだよ!
もし日本の法律が一日だけ無効化されたら中学の
同級生全員の卒業文集を全力で奪い取りたいと思います
まあこのように、みなさんも『却本作り(オールフィクション)』で『なかったこと』にしちゃいたい過去もあると思いますが……
でもそんなあなたにわたしは言いたい!
恥じるな! 誇れ!
ちなみにわたしは卒業文集を書く際、友人が必死に止めてくれたにも関わらず
「ここで書かなきゃ後悔する! 未来に黒歴史になったってかまわない!」
と振り切った結果なので後悔はしていません。
ということで今回は、
眼帯や包帯が大好きなあなたに『厨二』の持つ能力と用途を解説する
”戦略聖書(スキルバイブル)”
を提供しています
自信を持ってください。これさえ読めばばあなたは最強です。
“我らに眠りし4つの能力”
ではまず『厨二』能力の核になる4つの力を挙げていきましょう
“妄想力”
“設定変更能力”
“リアリティ性の演技力”
“自他認識力”
です!
これが、我々を人類最強へと導いてくれる力です
では次からはそれらの効力と使い方を、一つずつみていきましょう
“想像世界の創造”
己の中に眠る異能や仮想の敵を作り出し、脳内で日夜戦いに明け暮れている方もいることでしょう
あるいは愛する人とのロマンスを想い描き、眠れぬ日々を過ごす方もいることでしょう
想像とも空想とも違う、盲目的な想いを持った力
それが”妄想力”です
これは他の3つの能力の基盤にもなります
断言します
この力が人類の持つあらゆる能力の中で最強の能力です
どんな知力や筋力や財力も、この妄想力には敵いません
だって、世の中は“認識”で出来ているのですから
哲学も経済も自然科学も人間科学も、根底にあるのはすべてこの“認識”です
幸せもその人の認識、勝利もその人の認識です
その認識を自由自在に操れるのは、突出した“妄想力”を持った人間だけです
人生というゲームの評価や勝敗は相対的なものではなく、絶対的なもの。
勝敗の基準を好き勝手にいじれるゲームに、負ける要素はありません
“ご都合主義の究極奥義”
自分はスラムの一匹狼として天涯孤独に生きてきた、と語る日本生まれ田舎育ちの猛者もいるでしょう
悪の組織と対立する青春を送る、自称魔法少女の女子高生もいることでしょう
どんな運命にも必然にも縛られない未来を変える力
それが“設定変更能力”です
“妄想力”の応用版のようなものですね
つらいとき、苦しいとき、もうなにもかもが嫌になってしまったとき
自分の立ち位置を、過去を、変更するのです
もしも好きな人に振られてしまっても
「ま、魔法少女は恋愛禁止だしねっ」
と、世界の平和のために仕方がないんだと思えば諦めがつきますし
もっと現実に即して考えるなら
「これはわたしがもっと素敵な人と出会うための布石なんだ」
と少女漫画の主人公にでもなってしまえば、自分磨きにも精が出るはずです
そうしていれば、未来も変わるかもしれません
社会や世間が変わってくれないなら、自分が変わってしまえばいい
己を信じて、魔法を使って生きていけばいい
わたしたちは、そうやって生きてきたはずです
思い込みが強く妄想に生きるわたしたちだからこそできる、幸せな未来の創造
『なんにでもなれる』って、素晴らしいじゃあないですか
“貫くために偽る仮面師”
魔力を持っていながら人間界に溶け込む悪い妖怪、になりきってみたり
未来から来た時間移動者、の真似をしてみたり
日常に非日常を具現化させる創造性を持った力
それが“リアリティ性の演技力”です
日常的な“演技”と映像や舞台などの表現としての“演技”はまた違います
厨二心を持つものが得意となるのは前者、日常的な演技でしょう
演技派の方々には後者の表現的なフィクション性の演技力を磨かれた方もいたりして、それも普通では得難い能力です
ですが最も力が発揮されるのは日常的な演技、つまりリアリティ性の演技力であると思われます
退屈な生活のなかに刺激を求め、平凡に抵抗し続けることによって
“現実”の中に“仮想”を作り、“日常”の中に“非日常”を作り出す力
日常的な演技力の良いところは、「場所を選ばない」ところにあります
いわば、人生というフィールド全てで適用される能力なのです
これを使えば“妄想力”と“設定変更能力”と掛け合わせて豊かな毎日の演出ができる
だけでなく、
TPOを弁えた状況判断能力、適用力も格段に増すはずです
“逆説的な進化の宝玉”
「わたしってなんのために生まれてきたんだろう」
「あの子に僕はどう見えているのかな」
など、よく考えてしまうと思います。
自意識過剰や自尊心を昇華させ自己と他人を思いやる強さを持つ力
それが“自他認識力”です
仮想現実に強く憧れを抱くことは、逆に「現実」を強く意識することにもなります
誰よりも現実と真摯に向き合い、なによりも社会と正直に付き合う
自分について深く悩み、他人について広く考える
それが『厨二』の心を持った人間です
失敗してしまう怖さも、恥ずかしい思いをした苦痛もその身を持って感じられるからこその強さ
これさえ持っていれば、これさえ忘れなければ、きっと人生は豊かになるはずです
同調でも迎合でもない、心から繋がれる絆を育む力となるはずです
“能力の 開花を求めて 夢の鳥”
今回は代表的な4つの能力を基に『厨二』の持つ効力とその用途を書いていきました
厨二、素晴らしいですね
厨二にはもっともっと魅力や能力があるとわたしは考えています
それらの深堀については、今後の記事をお楽しみください!
幸せも豊かさも捉え方次第
現実を、社会を、自分を、他人を様々に捉えてきた『厨二』だからこその、人生をハッピーにする能力も、あるのです
人にはそれぞれの楽しみが、夢が、幸せがあるはずです
厨二なあなたも厨二でないあなたも、
価値観が広がれば世界はもっと大きく変わるはずです
この≪ドリームバード≫には、色々な世界が集まっています
そんなたくさんの世界に触れて、自分だけの“能力の形”を探してみてください
ではまた夢鳥で会いましょう!
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